どちらの市場も、創設直後に100ポイントを超えたあとは、上下しながら右肩下がりで推移し、1994年末で上海B株が53ポイント、深川B株が80ポイントでした。
指数が示すとおり、創設当時に買っていたら高い買い物になっていました。
証券取引所の過去と今日を知る注意しなければならないのは、これらの市場に上場している企業がキチンと色分けされているわけではないということです。
企業によっては本土のA株、B株、そして香港のH株を同時に発行しているところも少なくありません。
しかもそれぞれで価格が違っているので、ちょっとややこしい万円を投資したとして、上海B株なら5300円、深川B株なら8000円になってしまつ香港市場に関しては、手もとに1995年から2000年までのH株、レッドチップの企業の収益予想データがあります。
これによると、ほとんどの企業が毎年増収増益を続け、かなりの資産になりそうです。
上海、深洲B株の企業の収益予想データは、2、3年後までしか書かれていないものが多いものの、こちらもじつに立派で、ほとんどの企業が増収増益予想です。
しかし、この先くわしくお話しするように、1997年から98年にかけてその予想はみごとに裏切られてしまいました。
思っていたほど利益が伸びなかったのがその理由ですが、そればかりでなく、国有企業自体がかかえている問題も顕在化したのです。
中国の国有企業は、従業員のための医療や子供たちの学校、退職後の人たちの生活費などの一切合財全部面倒を見ていたのです。
その結果、利益が薄い企業の利益がさらに薄いものになっていたのです。
その後は、国有企業の人員や企業自体のリストラもあり、各企業はさらに苦しい立場におちいっていきました。
また、企業データがあまりアテにならないことも浮き彫りになりました。
正直なところ、これらのデータを私がすべて信じていたわけではありません。
これらデータは、あくまで中国側の手によるもの。
野村誼券の担当のAさんからも、「政府の国策がらみのアナウンスの可能性も否定できない」というアドバイスがあり、私自身も、すべて信じきってしまうのは難さてこの中国株、どの証券会社に行けば買うことができるのでしょうか。
2003年2月現在、日本国内で中国株を扱っている主な証券会社は次の6社です。
しいと思っていました。
できたばかりの市場なのですから、何があってもおかしくはないのです。
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